呪術

甲斐性無しなメロウ

昨今の呪術界において、呪術師は圧倒的に不足している。けれど、呪霊は増加の一途をたどっており、二級である七海や一つ上の先輩である夏油や五条などは任務に引っ張りだ…

あひみての

本当のくちづけは額だけに

長い間、行方をくらませていると思っていた父親が帰宅したかと思えば、知らない女のひとを連れて帰ってきた。いつもであれば出稼ぎと出稼ぎの間に一週間程度家に滞在して…

あひみての

色づいていくはずの素足

※星漿体暗殺失敗・甚爾さん生存ルート 五条と夏油先輩が割と長めの任務に出かける、と言って高専を出て行って一週間ほど経過したころだろうか。途中、建人や雄も五条た…

呪術

溺れるみたいにして生きている

※グロ、嘔吐表現有り。 ビチャリ、と顔に何かがかかったのが分かった。鉄のような香りに、真っ赤に染まる視界。嗚呼、これは血だ、と理解すると同時に血の出所を理解し…

五条悟

心音再生

※「誰にもあげたくないのに」のつづき 最近、五条の様子がおかしい。今までわたしに対して侮蔑の視線を向けることが多かったのに、近頃はそうではないようで。やたらと…

呪術

きらりと光るまつげの先に

ちょうど五月になった頃だったと記憶している。新入生が入学したという話は聞いたけれど、特に食堂で会うわけでもなく、授業の合間にすれ違うこともなかったのですっかり…

呪術

ピアスホールの純情

※男主 あの腐った屋敷から飛び出して、次にやってきたのはコンクリートジャングルかと思いきや、少し都心から離れた森で。都立呪術高等専門学校はその特異性から市街地…

七海建人

マニアックは間に合ってます

二日ほど前から取り掛かっていた関東近郊での任務を終えて、在来線を乗り継いで都内に戻ってきたころには陽が傾きかけている時間帯だった。橙から群青に色を変えようとし…

五条悟

夢の詰まったキャンディボトル

たまたま街を歩いていたら、見知らぬおじさんに声をかけられた。向いてるからやってみないか、とそそのかされて、気づけばシン・陰流の師匠に弟子入りして刀を振るうよう…