呪術

あの銀河に辿り着けない

七海先輩が卒業する頃になると、わたしの同期は潔高くんだけになってしまった。中途半端に強さのある術師ほど死んでいくのだなぁ、と溢すと潔高くんもそうですね、と儚く…

呪術

あなたを幸せにする全てになれたらいい

最近、七海先輩の様子が変だ。ことあるごとに遊びに行こうと誘われるし、遠くの任務地に行くときは必ずお土産を買ってきてくれる。灰原先輩も買ってきてくれていたけれど…

呪術

甲斐性無しなメロウ

昨今の呪術界において、呪術師は圧倒的に不足している。けれど、呪霊は増加の一途をたどっており、二級である七海や一つ上の先輩である夏油や五条などは任務に引っ張りだ…

呪術

溺れるみたいにして生きている

※グロ、嘔吐表現有り。 ビチャリ、と顔に何かがかかったのが分かった。鉄のような香りに、真っ赤に染まる視界。嗚呼、これは血だ、と理解すると同時に血の出所を理解し…

呪術

きらりと光るまつげの先に

ちょうど五月になった頃だったと記憶している。新入生が入学したという話は聞いたけれど、特に食堂で会うわけでもなく、授業の合間にすれ違うこともなかったのですっかり…