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ゆめからさめたぼく

久しぶりにやってきた玉狛支部はリフォームされたのかそれはそれは綺麗なものになっていた。基地の周りを囲む川の音に浄化されたような気持ちになる。玄関まで歩いてチャ…

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そしてめざめてしまった

生身の身体が換装体になっていくこの感覚、かなり久しぶりだ。換装体は桐絵と同じ形で、でも色は黄緑色ではなく、あたしのは橙色だ。昔換装体を設定するときに桐絵と色違…

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はぐるまはまわりだす

その日は嫌な予感がしていた。朝、目が覚めると嫌な夢を見たわけでもないのに冷や汗をかいていた。じっとりと背中を濡らすそれに言いようのない不快感を抱き、こういう日…

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かのじょのはなし

もうすぐ大規模な侵攻がやってくる。そう言ったのは迅だった。上層部であらかじめ会議を行い、遊真からも意見を聞き、対策を詰めていく。遊真とレプリカ先生から得られる…

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しらないふりをしている

――夢を見る。昔からよく見る夢だ。目の前には自分と同い年くらいの女の子と少し年上の男の子が居て、二人とも泣きそうな顔をしてわたしを見ている。わたしは泣きながら…

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ねむりつづけるひと

この世界に近界民という化け物がやってきてもうずいぶん経った。最初はうろたえていた人たちもボーダーという存在のおかげか、気付けばこの光景に慣れてしまっている。昔…